Lily's Diary

リリーズニュース

2022年08月

せっかくポーランド滞在が延長になりましたので、ずっと行きたいと願っていた「ショパン博物館」を訪れました。この日から泊まるホテルは、ワルシャワ市の中心地にあってとっても便利。ショパンゆかりの地まで歩いていくことができます。到着すると、なんと10分後に博物館内のサロンでピアノコンサートがあるとのこと。グッドタイミングでサロンに入ると、金髪の美しいピアニストが登場し夢のように美しい音色を聴かせてくれました。宮殿のような博物館で、ピアノの貴公子ショパンに浸りました
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翌日は日曜日。礼拝をどうしようかと考えていた時、ふと友納先生がレターでご紹介されていた「ワルシャワバプテスト教会」の場所を探してみようと思いつきました。スタッフに調べてもらいましたら、なんとホテルから徒歩3~4分位の所なのです!? 
友納先生にもご連絡し、朝10時からのポーランド語礼拝に出席しました!ポーランドには、カトリック教会や正教会等は多いですが、ここは完全なプロテスタント教会で、とても現代風の美しい会堂です。英語の通訳もあって、恵まれました~
聖歌「輝く日を仰ぐ時」をポーランド語で歌えた(聴けた?)のは嬉しかったです
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副牧師のヤン先生と記念写真↓初めて会った方でも、外国人同士でも、主の家族は不思議と前からの知り合いのような気がしますね。ウクライナとロシアも日本も…みんな主の家族となりますように、心から祈りを捧げました。
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本日は、2回目のPCR検査、結果発表の日です。帰国の準備をすべて整えて、病院に行きましたが…。結果は、陽性でした。あまりのショックにしばし言葉が出ませんでした。近くのカフェでがっかりした心を癒そうと注文したカフェラテは、涙の味でした。
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その日から泊まるホテルにチェックインするのに6時間も待たされ、フロントでさらに2時間待たされて入った部屋は、電気が壊れていて機械工の方が来て~もうフラフラ。エアコンも壊れていて、直談判して部屋を変更していただきようやく落ち着きました。
翌朝、YouTubeでの現地報告をお部屋から行いました。AM7時30分(日本時間PM2時30分)スタート!と思ったのですが、うまく配信できません
「祈ってください!」のラインを出して、岡さんの必死の操作で10分後に配信可能に~(ε-(´∀`*)ホッ。まだ鼻声でしたが、一生懸命お話することができました。今でもYouTube「モリユリちゃんねる」よりご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
現地配信 https://youtu.be/URxtbFsFqlQ
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多くの方々が祈りのメッセージをお送りくださって、本当に励まされました。その祈りに支えられ、もう数日このポーランドの地で、主の御旨があることを信じて過ごしたいと思います。
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街角で見かけたウクライナの旗に書かれた言葉「Music For Freedom」(自由のための音楽)が、心に残りました。

今日は、「Polin」と呼ばれる「ポーランド・ユダヤ人歴史博物館」を訪れました。ここは、中世から現代まで約1000年間をテーマにした展示があり、ポーランド系ユダヤ人の歴史を総合的に学ぶことができる博物館です。近代のホロコースト等だけでなく、ユダヤ人がどのようにこの地に移住してきたか、歴史をさかのぼり壮大なスケールで知ることができます。日本語のオーディオガイドがあるので、聞きながらギャラリーを見ることができて、すごく良い学びになりました!これは、ユダヤ人のシナゴーグが再現された部屋です↓
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博物館前の広場には、ワルシャワゲットーの記念碑が立っています。
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博物館を出て、王宮広場の方へ歩いていきました。すると、、、ウクライナの人々が続々と集まってこられます。大きな特設ステージも設置され、テレビカメラ等メディアも来ています。旗を持った人々、様々なメッセージを掲げた人々もいます。
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この女性は、「ストップ ジェノサイド(虐殺をやめて!)」の看板を掲げていました。涙のお化粧が印象的です。
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なんとこの日は、ウクライナの独立記念日でした。私たちは、期せずしてウクライナの大切な記念日のイベントに参加することができたのです。
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多くの方々が、祖国の平和のために祈り、涙される姿に心打たれました。私もウクライナの花輪を買って、イベントに参加しました。そして心合わせて平和を祈りました。
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少し体調がマシになってきましたので、せっかくポーランドにいるのだから…と思い、旧市街までタクシーで行ってみました。ワルシャワの旧市街は、まるで街中が美術館のような美しさ。王宮、人形の像、石畳の広場、バラの花が飾られたカフェ…。こんな素敵な街並みを歩くと、ホテルの中にじっといるよりも、気分が楽になりますね!
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街角でバイオリンを弾いている人や古楽器で歌っている人のレベルの高さに圧倒されます。この写真の楽器は、バンドゥーラといってウクライナの伝統的な楽器です。すばらしい歌声で、石の階段に座り込んで聴き入ってしまいました。彼女もウクライナ人でウクライナの哀愁漂う歌を歌ってくれました。
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お土産屋さんが立ち並び、その一角ではショパンコンクール入賞者によるコンサートが毎日開かれています。なんと1500円位で聴けるので~、体調が良ければ通いたいくらいです。旧市街のオープンカフェでポーランド伝統料理を食べました。ゆでた水餃子みたいな料理です~(^^)。美味しいレモネードを飲みながら、ゆっくりすることなど日本ではなかったので、この時間に出会ったウクライナの方々、お聴きしたレポートなどをじっくりと考えたいと思いました。
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街を歩くと、ワルシャワ蜂起のモニュメントやユダヤ人迫害のゲットーのメモリアル等が至る所にあります。ポーランドは、長い歴史を通してユダヤ人が多く住んでいて、アウシュビッツ等ナチスによる恐ろしい迫害があった地です。ここは、ユダヤ人迫害の悲しい歴史も身をもって知ることのできる街でもあります。
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ポーランド国内待機となりましたが、日本と違って隔離はなく、自由に街を歩くことができます。ワルシャワの大型ショッピングモールも、半端でない大きさ。体調が悪い中、薬を買うのにいっぱい歩かないといけなくて大変~。でも、なぜかかならず「SUSHI」コーナーがあるのが面白いです。美味しそうなパン屋さんもありました。
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街を歩いていると、「日本人ですか?」と声をかけてこられたウクライナ人のご婦人。なんと日本の東京に住んでおられて、2年前にこちらに戻ってこられたそうです。「ありがとう」と日本語で話されて、思わず一緒に写真を撮りました。
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体調が良くないので、必需品の買い物以外は、外出せずホテルで過ごします。こんな食事もまた時には楽しい~かな。
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