1月18日(月)神戸大学の追悼式に母と共に出席しました。毎年1月17日に行われていましたが、今年は17日が「共通テスト」の日となり、翌月曜日に日延べされました。
私はここ数年、「追悼の集い」のリハーサル等で参加できないことが多かったですが、今年はゆっくりと神戸大学の慰霊碑の前で時を過ごすことが出来ました。26年経っても、大学の方で追悼式を継続して下さることは本当に感謝です。
今年はコロナの関係で、献花は遺族と関係者のみでしたが、学長様はじめ大学関係者の方々も随分たくさん出席しておられました。遺族の方が出席者が少なかったので、母と私が参加できて良かったです。「森 渉」と弟の名前が刻まれている慰霊碑に花を手向け、天の神様に祈りを捧げました。
18日だからメディアはあまり来られないかなぁと思いましたが、NHK、関西テレビ、サンテレビ、読売新聞等が来られていて取材を受けました。それぞれ夕方のニュースで流して下さったようです。また年末に取材を受けた「神戸大学ニュースネット」のウェブブログにもご掲載くださいました。何年経っても、震災を覚えて報道してくださる方がおられるのは本当に有難いことです。
今、現役の神戸大学生の方が、「今日はなんと追悼ですか?」「えっ神戸大学で39人も亡くなられたのですか!?」というような質問が出るほど、知らない学生さんが多いそうです。震災は、決して過去の出来事でなく、今見つめなければならないこととして、向き合い、伝えていってほしいと心から願っています。
神戸大学ネットの記事をぜひお読みください➡https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media
(元NHKアナウンサー:住田功一さんと母)