北九州より帰宅し、22日火曜日の朝、収録のためラジオ関西のスタジオに入った時に、ライフラインの山本美砂子さんから電話がありました。「ユリさん…」そうおっしゃった声が異常に震えていたことを思い出します。和明さんが天に召されたことを伺った後は、頭が真っ白になって私の方がパニックになりそうでした。そばに大谷弘美さんがいてくださったので、なんとかラジオ収録を終えることができました。
和明さん、美砂子さんとは、国内外を共に旅し、番組やイベント、支援のコンサート等数えきれないくらい色んなことを一緒にしてきた仲間でした。イスラエルの番組を共に制作し、28日月曜日はナレーション収録予定でした。そして27日日曜日は、山本さんご夫妻の教会、中山キリスト教会のコンサートでした。「主よ、なぜ、なぜですか!」と叫びがあふれました。残された美砂子さんのことを思うと、胸が締め付けられるようです。悲しみを抱えて新幹線に乗り、埼玉県の日高市にある武蔵台キリスト福音教会へと向かいました。この教会も、ライフラインの村松先生が牧会されていた教会で、山本さんを想いました。
移動日は土砂降りの雨でしたが、コンサート当日は青空が広がっていました。なんと22年ぶりにお招き下さったのですが、当時を覚えておられる方も多く、時を経ての再会を感謝しました。祈って備えて下さっている教会の皆様の温かさ、優しさに大きな励ましを受けました。
和明さんが天で見ておられる…、永遠の命をお伝えする必要をひしひしと感じ、心から賛美を通して主の十字架の真理を語りました。教会の皆様の祈りと山本さんの命が繋がっているような、そんなコンサートでした。
22年前、2歳と5歳だった女の子たちは、素敵なレディに成長されて結婚されたばかりとのこと(写真下)。そんな姿を見ると、自分がいかに長いこと歌い続けてきたか、実感しますね。前回は小さな会堂でしたが、今回はログハウス調の美しい会堂で、満席の方々と共に賛美できたことも感謝でした。
この日は、どんなことがあっても、主に在って立ち上がる勇気を与えられることを、コンサートで歌いながら感じることができました。神田先生はじめ福田さんや教会の皆様の真実なお支えに心より感謝しています!次回は22年後でなくて、もっと早くお会いしたいです!
武蔵台での恵みを心に刻んで、祈りと共に、山本さんの教会「中山キリスト教会」へ向かいました。